人生は絶えず投資する過程です。うまく投資したなら、成功を享受することができます。投資に失敗したなら、逆に損失を被ります。多くの人は、小さいものから大きいもの、少ない資本から多くの利益を得ようとします。しかしながら、どのようなものが最も良い投資なのでしょうか? 不動産、株、ファンド、あるいは自分、友人、家庭、子供、それとも健康、職業、趣味でしょうか?
主イエスはかつてあるたとえを語られました、「ある金持ちの土地が豊作であった。そこで、彼は心の内で思い巡らして言った、『どうしよう? 作物を取り入れておく場所がない……倉を壊してもっと大きいのを建て……、そして自分の魂にこう言おう.魂よ、何年分もの財産が蓄えられている.休んで、食べて、飲んで、楽しめ』。しかし、神は彼に言われた、『愚かな者よ、今夜、彼らはあなたの魂を取り去ろうとしている.そうすれば、あなたの用意したものは、だれのものになるのか?』。自分のために宝を蓄えても、神に対して富んでいない者はこのとおりである」(ルカによる福音書第12章16節ー21節)。
この金持ちはよく財産管理ができているので、置く場所がないほど財産が増えました。彼が得意になっているとき、神は瞬く間に彼の命を取り去りました。神は彼を「愚かな者」と呼びました。なぜなら、彼は、財産に頼るより、神に対して富むことが真に頼もしい投資であるということを知らなかったからです。主イエスは言われました、「こういうわけで、『何を食べようか? 何を飲もうか? 何を着ようか?』と言って、思い煩ってはならない。……あなたがたの天の父は、これらの物がすべてあなたがたに必要であることを、ご存じなのである。むしろ、まず父の王国と父の義を求めなさい.そうすれば、これらの物はすべて、あなたがたに加えられる」(マタイによる福音書第6章31節ー33節)。
友人のみなさん、忙しいことを理由に神を知ることを拒まないでください。または自分のために財産を蓄えても、神に対して富んでいないことがないようにしてください。時間を使って神を知ることができますように。そうすれば、あなたは思いもよらない収穫を得るでしょう。
記事は日本福音書房発行「ミニストリーダイジェスト」
第5期第6巻より引用