ヨハネによる福音書 第10章11節において、主イエスは言いました、「わたしは良い牧者である．良い牧者は羊のために自分の命を捨てる」。主イエスの死は彼の羊のために自分の命を捨てることです。彼はまた言いました、「わたしが来たのは、羊が命を得、しかも豊かに得るためである」（10節）。主イエスの死と復活は彼のすべての羊と関係があります。彼の死を通して、彼は贖いを成し遂げるために人のために命を捨てました。彼の復活を通して、彼は人に命を分与することができ、人に神の命を得させ、しかも豊かに得させることができます。
バプテスマのヨハネが主イエスを見かけたときに、彼に言及して証ししてこう言いました、「見よ、世の人の罪を取り除く神の小羊！」（第１章29節）。主イエスは全人類の罪を担い、十字架上で死なれ、全人類の身代わりの罪の小羊となったので、彼の死はすべての人と関係があります。もし、わたしたちが信じて彼を受け入れたなら、わたしたちの罪は彼に帰され、無代価で赦されます。なぜなら、彼はすでに人に代わって罪の刑罰を受けられ、犯罪者が受けるべき死と苦しみを受けられたからです。しかしながら、主イエスは死んだだけでなく、死から復活し、命を与える霊と成られました。それは、彼を信じるすべての者に永遠の命を分与するためです。彼を信じて受け入れる者は、みな神の命、すなわち神聖な永遠の命を得ることができます。主イエスの死はわたしたちの持つべきでない罪を取り除き、主イエスの復活はわたしたちの持つべきである命を与えてくださいます。
イエスを信じることは外側での物質の祝福や、あるいは利益を得ることではありません。それは罪が取り除かれ、罪が赦され、再生されて神の永遠の命を得て神の子供となるということです。主は地上で多くの働きをなさいましたが、彼の生涯において最大の働きは二つあります。一つは彼の死であり、もう一つは彼の復活です。彼の死は全人類の罪を担って十字架上で死なれ、人の罪が赦されるようにしました。彼の復活は命を分与する復活であり、彼を信じて受け入れるすべての者の中に神聖な永遠の命を分与します。
ローマ人への手紙 第10章9節から10節は言います、「あなたが自分の口で、イエスは主であると告白し、自分の心で、神は彼を死人の中から復活させたと信じるなら、あなたは救われます．なぜなら、人は心で信じて義とされ、口で告白して救われるからです」。あなたが主イエスの名をこのように「おお、主イエスよ」と呼ぶとき、それは彼をあなたの主として呼び求め、告白することです。またそれは、この生けるすばらしいパースンである主イエスをあなたの中に受け入れることであり、彼の行なった働き、すなわち彼の死と復活を信じて神の義を得ることです。
彼を信じ、呼び求め、受け入れることを通して、わたしたちはこのすばらしいパースンと関係を持ちます。それは、彼を内側に受け入れるだけでなく、わたしたちは彼の成し遂げた働きと関係を持ちます。彼の働きは彼の死と復活の働きです。すべてを含む死を通して、彼は罪を含む宇宙にあるすべての消極的なものを取り除きました。彼の復活を通して、わたしたちは再生されて神の永遠の命を得て神の子供となりました。
友人のみなさん、このように主の名を呼んでください、「おお、主イエスよ。おお、主イエスよ。わたしはあなたを信じます」。あなたがこのように呼び求めるとき、あなたの心は彼に開き、彼があなたのために死んで復活したことを受け入れ、信じます。彼の死はあなたの罪を取り除き、彼の復活はあなたに命を与えます。あなたがこのように信じ、受け入れ、呼び求めるとき、「救われる」と聖書は言っています。救われることは、あなたの罪が赦されることであり、救われることは、あなたが再生され、神の永遠の命を持ち、神の子供となることでもあります。
詩歌(主われを導く）習志野に在る教会作成
JGW日本福音書房発行「ミニストリーダイジェスト」
第３期第１巻より引用
